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『絶剣 蛇の道を往く』-6 作者・ティアラロイド 96 北の界王星*** 艱難辛苦を乗り越えて長い長い蛇の道を渡り、 ようやく界王さまのところにまで辿りつけたのに、 思わぬハードルに阻まれて困り果ててしまった僕ら。 その時、ユウキがふと何か思いついたように 界王さまのところに駆け寄った。 ユウキ「ねえ界王さま!」 北の界王「なんだまだいたのか! 早く帰らんか!」 ユウキ「お願いっ! ボクらのためにもう一回だけ ご自慢のシャレを聞かせて♪」 北の界王「なんじゃと?」 ユウキ「もう一回だけでいいからさ♪ どうかこの通りっ!」 ユウキは手を合わせて必死に界王さまに懇願する。 戦士煌「ユウキちゃん…?」 北の界王「よーし、ならばホントにあと一回だけじゃぞ」 界王さまはすぅーっと深呼吸すると、 また寒いダジャレを口にした。 北の界王「箱を八個用意しなさい!」 ユウキ「…ヾ(▽⌒*)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!」 ユウキはいきなり大笑いしだした。 その様子はどう見ても不自然そのものだったよ。 だって界王さまのシャレは全然面白くなかったんだもの。 戦士煌「どうしたのユウキちゃん?」 怪訝に思う僕に、ユウキは界王さまに聞こえないように そっと小声で僕とタツミに囁いた。 ユウキ「煌ちゃんもタツミも早く!」 戦士煌「えっ…?」 タツミ「なるほどそーゆーことか! よしっ…ヾ(T∇T)ノ彡☆ギャハハ!!バンバン!!」 今度はタツミまで納得したように笑いだした。 要は本当は面白くないけど笑っているフリをしろ ということらしい。なんか人…じゃなくて神様を 騙してるみたいで罪悪感に駆られたけど、 背に腹は代えられなかったんで僕も一生懸命に笑ったよ。 笑う事に努力が必要だったのは生まれて初めてかも…。 戦士煌「ぎゃははははは…面白いですねえ(←棒読み)」 北の界王「だろ? もう、気づくのが遅いんだからなあ!」 僕らはなんとか界王さまのご機嫌を取り戻すことに成功した。 97 さっそくユウキが用件を切り出す。 ユウキ「ねえ界王さま、修行してくれる?」 北の界王「ふっふっふっ…修行か…。してやってもいいぞ。 ただしテストに合格したらな」 タツミ「テスト? なんスかそれ…」 北の界王「このギャグの天才である界王さまを、 ダシャレで笑わせることができたらな!」 戦士煌「えーっ! 僕たちがダシャレを!?」 タツミ「やっぱりそうきたか…(汗」 無理難題だったけど、ここまで来た以上は もう後には引けなかったから、僕らは思いつく限りの ダジャレを口にしたよ。 ユウキ「焼肉って焼きにくい!」 タツミ「このフェンス、なんかふぇんす(変す)!」 戦士煌「蓋をふたつくださいな」 北の界王「ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン」 界王さまの脳裏に何か稲妻のような衝撃が駆け抜けた。 北の界王「…アハハ!!(~▽~*)/≡クルッヽ( )ノギャハハ!!≡クルッ(*_ _)/バンバン!!」 笑い転げる界王さまを見て、ユウキはガッツポーズする。 ユウキ「やった! 受けた!」 戦士煌「いいのかなあ…」 タツミ「ま、結果オーライだろ」 ようやく笑いが治まる界王さま。 北の界王「く…くそ~~。お前らただもんじゃないな! さてはプロだろ。どこのお笑い芸能プロダクションにいた?」 戦士煌「………(汗」 北の界王「いいだろう。修行してやろう。 最高のギャグを教えてやるぞ!」 タツミ「ギャグはいいから武術を教えてくれよ」 北の界王「なんだ武術か。それを先に言わんかい」 98 北の界王「まずはお前たちの本来の力を知りたい。 そこの長髪小僧はその物騒な甲冑を脱いで、そこの闇妖精族の娘も リアルの姿に戻ってもらおうか」 界王さまが指をパチンと鳴らすと不思議な力が働いて、 僕は変身状態を強制解除され、ユウキもALOのアバターの姿から 本来の現実(リアル)の姿に戻ったんだ。 煌「これは…」 木綿季「あれれ、戻っちゃった」 その時、僕はユウキの現実(リアル)での姿を初めて見た。 アバター時の長髪と違って、髪型はショートカットの女の子だった。 生前の彼女は末期の症状のせいもあり、今よりももっと痛々しいほど 肉が落ちて痩せこけた姿だったらしい…。 北の界王「よーし、どれ! かかって来てみろ。 お前たちがどれほどのウデか見てやろう」 界王さまは拳法の構えを取る。 木綿季「そ…それがさあ、おかしいんだよね」 煌「ここじゃやけに動きにくくて身体が重いんです」 北の界王「お前たちどこから来た? 地球か?」 木綿季「う、うん…」 タツミ「俺は違うけどな…たぶん」 北の界王「じゃ重いだろうな。ここは小さな星だが、 凄い重力でな。お前たちの星より10倍の重力になるかな。 だからお前たちの重力も10倍になる。ちょっとジャンプしてみろ」 界王さまに促されて、僕たちはジャンプしてみた。 だけどほんの少ししか上にあがることが出来なかった。 木綿季「やっ!!」 煌「ぐっ!! だ、だめだ!」 タツミ「ほんのちょっとしかあがらねえ!!」 北の界王「……(むむむ…! 10倍の重力であそこまで飛ぶとは。 これは孫悟空とその仲間たち以来に楽しみな奴らが来たぞい)」 99 こうして界王さまとの厳しい修行が 始まったある日のことだった。 北の界王「ではゆくぞ! この巨大煉瓦の 超スピードを見事捉えてみせろ!」 煌「はいっ!」 北の界王「そりゃあ!!」 その時、目の前の景色が急に歪んだかと思うと、 突然全てが真っ暗になったんだ…。 煌「あれっ…こ、これは……」 タツミ「おいっ、大丈夫か!」 木綿季「煌ちゃん、どうしたの!? 煌ちゃん!!」 僕は段々意識が遠のいていくのを感じたよ…。 ◇ ◇ ◇ 煌「そうして気が付いたら、僕はエターナリアの大地に立っていて、 "あの世"では頭についていた天使の環も消えていたんだ」 グレイファス「それが"黄泉がえり"か…」 ビークウッド「そしてあの鳴滝という男が、煌に接触して来たのですね」 煌「うん…」 ◇ ◇ ◇ 鳴滝「いつか君の前に悪魔が立ち塞がる」 煌「悪魔…?」 鳴滝「全てを破壊する悪魔、ディケイド! それが君の本当の敵だ…」 ◇ ◇ ◇ 煌は自分が死んでから再びこの世に復活するまでの 経緯をこれで全て語り終えた。 桃矢「…ったく。煌は人がいいから 簡単に騙されちまうんだよ」 煌「ハハハ…(汗。確かにそうかもね。 門矢さんたちには悪い事をしちゃったよ」 クレイト「違うわよ! 煌は心根が純粋なだけだもの!」 クレイトはムキになって煌を擁護する。 桃矢「い、いや…誰もそれが悪いとは一言も」 煌「ありがとうクレイト。でも桃矢くんの言う事にも 一理はあると思うよ」 クレイト「そうかもしれないけど、私は知ってるよ。 煌はただ優しいだけじゃない、強い心の持ち主だって」 煌「クレイト…」 話が進む中、エメルが焼きあがったパイを運んで来た。 エメル「おまちどおさま。パイが焼きあがったわ」 ガリエル「うひょーっ! 待ってましたぁ!」 クレイトがエメルからナイフを借りて、 皿の上のパイを均等に人数分切り分ける。 桃矢「おいクレイト、なんか俺の分だけ微妙に少なくないか?」 クレイト「そんなことないよ!」 エメル「こらこら、みんな仲良くね」 100 明るい食事風景が進む中、突然どこかからか 可愛らしい少女らしき声が聞こえてきた。 ユウキの声「……ちゃん、煌ちゃん、聞こえる?」 グレイファス「なんだこの声は!?」 煌「その声は…もしかしてユウキちゃん!?」 ガリエル「なんだって!!」 驚く一同…。 ユウキの声「よかったあ! ボクの声が聞こえるんだね!」 煌「ユウキちゃん! ユウキちゃんなんだね! 今どこにいるの!? 君も僕みたいに生き返ったの!?」 ユウキの声「ハハハ…違うよ。今ね、界王さまの背中を借りて 心の声で煌ちゃんたちに話しかけているんだよ」 北の界王の声「そこにおぬしらと一緒にいる大地聖母使のおかげで、 わしのテレパシーの受信感度も上がっておるようじゃ」 煌「界王さま!?」 エメル「クレイト、何かわかるの?」 クレイト「うん…」 エメルの問いに、クレイトは小さく頷く。 大地と精神的に語り合い、祈りによって未知なる力を行使する大地聖母使は、 遠い大宇宙をも隔てた意思の交信においても媒介の役目も果たしているようだった。 ビークウッド「このお声が界王さまですか!?」 グレイファス「私たちにも聞こえるぞ!」 桃矢「…ま、待てよ。これってつまり… 幽霊の声なのか?…((;゚Д゚)ガクガクブルブル」 テディアム「おい桃矢、なにビビッてんだよww」 桃矢「ビビッてなんかいねえ!!」 101 ユウキの声「もうっ、煌ちゃんったら急に消えちゃうんだもん。 びっくりしたよ…」 煌「ごめん…。ところで今のそっちの様子はどう?」 ユウキの声「ボクもタツミも毎日修行頑張ってるよ。実はあれからね、 タツミの仲間たちもこっちにやって来たんだよ」 北の界王の声「こっちも随分と賑やかになったわい!」 煌「そうなんだ。よかったね…」 桃矢「煌……」 煌の表情には懐かしさと同時に、ユウキやタツミを置いて 自分一人だけ生き返ってしまった後ろめたさがある事に 桃矢は気づいていた。そしてユウキや北の界王もそれを察していた。 北の界王の声「"黄泉がえり"の原因については、 現在天界や霊界でも調査を進めておる」 ユウキの声「煌ちゃん、つまらないこと考えちゃダメだよ。 煌ちゃんが生き返ったって事は、きっと煌ちゃんには まだ"この世"でやらなきゃいけないことがあるはずなんだ。 だから頑張って!」 煌「うん、ありがとうユウキちゃん!」 ユウキの励ましで、煌は少し救われた気分がした。 続いてユウキはクレイトにも語りかけてくる。 ユウキの声「あなたがクレイトさん?」 クレイト「私の事がわかるの?」 ユウキの声「わかるよ。ここからは全ての事が見渡せるからね。 だからクレイトさんが煌ちゃんと強い絆で結ばれているのも よくわかるんだ」 クレイト「………」 ユウキの声「だから煌ちゃんのこと、これからもお願い!」 クレイト「うん、わかった!」 遥か天界の界王の星にいるユウキと、エターナリアの大地にいるクレイト。 二人の少女の意思が通じあった瞬間だった。 ユウキの声「それじゃあ、名残惜しいけどそろそろ交信を切るね…」 煌「待ってユウキ! もしかしたら僕たちは今度地球に行くかもしれない。 "アスナ"さんに何か伝えたい事はない!?」 暫し沈黙の時が流れたのち、ユウキからの返事が返ってくる。 「アスナ」とは、死後の世界でユウキと出会った時に、 彼女が語っていた大切な恩人の名前だ。 ユウキの声「…ううん、別にいいよ。いきなり家に押しかけて "死後の世界からの伝言です"なんて言われてもアスナは困惑するだろうし、 煌ちゃんも変に思われたりして困るでしょ。…でも、もし向こうで アスナと会う機会があったら、その時は"ボクは楽しくやっている"って伝えて」 煌「うん、わかった。必ず伝えるよ」 ユウキの声「さよならは言わないよ」 煌「ユウキも元気で…」 こうして北の界王星との交信は途絶えた。 102 桃矢「ところで煌」 煌「なぁに桃矢くん?」 桃矢「お前、その"アスナ"さんって人が どこに住んでるのか、わかってるワケ?」 煌「…あああッ!! しまったァッ!!」 テディアム「おいおい…(汗」 "アスナ"の住所や詳しいプロフィールを聞き忘れていた事に気がつき、 慌てるように立ちあがって頭を抱える煌。 桃矢「それくらい最初から詳しく聞いとけよ」 エメル「困ったわねえ。"アスナ"って名前からして たぶん女性の方なんでしょうけど…」 ビークウッド「地球のブレイバーベースという場所に行けば、 該当者を調べてもらえるかもしれません」 グレイファス「しかしいくらなんでも"アスナ"という ファーストネームだけでは難しいのでは…」 ガリエル「実はファーストネームじゃなくて 苗字の方かもしれないぜ…」 煌「弱ったなあ…」 別れ際に「必ず伝える」と約束してしまった手前、 弱り果ててしまう煌。だがそこにクレイトがそっと 優しく煌の肩に手をかける。 クレイト「大丈夫だよ煌」 煌「クレイト?」 クレイト「思いが届けば、きっといつかは会えるよ。きっと…」 (シナリオ完結。次シナリオに続く) 103 ○タツミ→北の界王のもとで修行を開始する。(回想) ○紺野木綿季/ユウキ→北の界王の力を借りて、エターナリアの金剛煌たちにテレパシーで語りかける。 ○北の界王→エターナリアの金剛煌たちに、ユウキと一緒にテレパシーで語りかける。 ○金剛煌→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○神城桃矢→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○グレイファス→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○ビークウッド→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○ガリエル→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○テディアム→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○エメル・ウルファウス→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○クレイト→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。
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登録日:2015/12/21 Mon 16 23 55 更新日:2023/08/11 Fri 09 33 10NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 ぼくだってウルトラマン よしながこうたく イカルス星人 ウルトラシリーズ ウルトラセブン ウルトラマン ウルトラマンユウキ メフィラス星人 割と正統派 友情努力勝利 絵本 絵本でしか会えない、新ウルトラヒーロー誕生! 「ぼくだってウルトラマン」は、ウルトラシリーズを題材にした絵本作品。 作者はよしながこうたく。 この項目では、その続編となる絵本についても解説する。 【概要】 同じくウルトラシリーズの絵本である「おとうさんはウルトラマン」シリーズが、 「一家の世帯主」というウルトラヒーロー達の全く異なる一面を描いた日常モノならば、 こちらは絵本オリジナルの新米ウルトラマン「ウルトラマンユウキ」を主人公に、 ウルトラシリーズの歴代ウルトラマンや怪獣・宇宙人たちが所狭しと大活躍する、ある意味特撮番組(いや絵本なんだが)として正統派のストーリー。 新米ウルトラマンが地球でいろんなことを学び一人前に近づいていく、という意味では「メビウス」に近いが、こちらはウルトラマンもその仲間達も子供という設定。 作者のよしながこうたくさんは『給食番長』シリーズや『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』『ようかいガマとの』シリーズなど、 インパクトある絵柄と重厚かつ愉快なストーリーで幅広い支持を集める絵本作家。 子供の頃からウルトラシリーズの大ファンと言う事もあり、怪獣や宇宙人、そしてウルトラマンの描写は凄まじい迫力に仕上がっている。 また、どちらかと言うとウルトラマンより怪獣の方が好きとインタビューで語ったとおり、 散らかっている人形が良く見るとあの怪獣だったり、やけにマニアックな怪獣が顔を出していたりと細かいところまで楽しめる作品となっている。 そして裏表紙は、『ウルトラシリーズ』らしく怪獣図鑑となっているのも特徴。 子供だけではなく、大人でも楽しめる絵本である。 【あらすじ】 ◇「ぼくだってウルトラマン」 ウルトラマンに憧れてM78星雲からやって来た少年戦士、ウルトラマンユウキ。 しかし彼は本物の怪獣の怖さに怯えて隠れるばかりの弱虫だった。 そんなユウキが出会ったのは、けんたやはなこたち地球の子供たち。 強くなるため、ユウキは彼らと一緒に特訓を始める事となった。 だが、それでも彼は及び腰になってばかり。 そしてユウキを庇ったウルトラマンが怪獣に襲われ、重傷を負ってしまった。 さらに、けんたやはなこたちにも侵略者の魔の手が迫る。 ウルトラマンユウキは、本当の「勇気」を見つけることが出来るのか!? ◇「ぼくだってウルトラマン ユウキVSセブン!?」 怖い怪獣にも立ち向かう勇気を身につけたユウキ。 だがまだまだ実力は半人前、いくら特訓を重ねてもウルトラセブンに助けられてばかり。 そしてとうとうユウキはセブンに怒られ、自信を無くしてしまった。 そんな彼を心配するけんたやはなこの前に、怪しげな老紳士が現れた。 老紳士から貰ったおもりのような妙なアイテム、これを使えばユウキはあっという間に強くなると言うのだ。 そして町に攻めてきた怪獣軍団を前に、ユウキは不思議なアイテムで超巨大化。 だが、それこそが侵略者の恐るべき罠で……!? 【主要登場キャラクター】 ○ウルトラマンユウキ 身長:11m(ビルの3階ぐらい) ※他のウルトラマンと比較すると、「サーガ」に登場したちびゼロが5m。参考までに。ネクスト・アンファンス(10m)よりは大きいが、24mのボーイより小さい。 ウルトラマンに憧れて、怪獣をやっつけるヒーローになるためM78星雲から地球にやって来た子供のウルトラ戦士。 「ミラクルユウキフラッシュ」や「グレートユウキビーム」などの光線技も持つ。 しかし最初は実力も勇気も身につけておらず、本物の怪獣の怖さに怯えて物影に隠れる始末。 そんな彼を見かねた地球人の子供たちと一緒に特訓を重ね、本物のウルトラ戦士になるべく日々奮闘する。 まだまだ歴戦の戦士であるマンやセブンには及ばないが、様々な経験を重ねる中で本物のヒーローに少しづつ近づいていく期待の新ヒーロー。 カラータイマーをつけた立派なウルトラ戦士だが、体格は寸胴、目も垂れ目でイマイチ頼り無さそうな感じの外見。 顔つきはどことなくウルトラマンスコットに似ている。 トサカがちょんまげ風だったり、赤い模様が背中でたすき掛けのようになっていたり、意外と和風寄りのデザインなのも特徴。 ○ラビドッグ ウルトラマンユウキのペット。 耳を大きく広げて空を飛ぶことが出来、けんたやはなこを背中に乗せて活躍する。 地球の犬と同様に鼻もよく利き、これが事件解決の鍵になった事も。 光の国では比較的ありふれたペットらしく、「タロウ」にも別個体(こちらはタロウの実家で飼われている)が登場している。 ○けんた ウルトラマンユウキと友達になった地球人の1人。 空手教室に通う少年で、ユウキを強くさせるため様々な特訓を受けさせ、そして自分も一緒に奮闘する。 父親は科学特捜隊の博士で怪獣対策の兵器開発に携わっている。時系列が不明瞭なためイデ博士の事かは不明。 なお特訓の内容はパンチやキック、さらには家一軒を引っ張りながら2万メートル走り込みなどそれなりにハード。 ○はなこ ウルトラマンユウキの友達である地球人の1人。 けんたとよく一緒におり、共にユウキを応援している。 ○ウルトラマン ユウキが憧れるウルトラヒーローの1人。凶悪な怪獣・侵略者を相手に一歩も引かない、怪獣退治の専門家。 しかしユウキを怪獣から庇い、一時重傷を負ってしまう。 ○ウルトラセブン ユウキが憧れるウルトラヒーローの1人。どんな侵略者にも負けない強さの持ち主。 ユウキも彼を助けるべく奮戦するが強さが追いつかず、セブンは相手を見くびるなとユウキに怒ってしまった。 だが、その後ユウキは侵略者の魔の手に嵌り、セブンはユウキと戦う事態に陥ってしまう。 【主要登場怪獣・宇宙人】 ◇「ぼくだってウルトラマン」 ●ガボラ 地球にやって来たユウキが初めて遭遇した怪獣。 見開きで描かれたその絵は、ユウキが怯えてしまうのが分かるほどの凄まじい迫力になっている。 ●バニラ、マグラー 最初はバニラだけが登場したが、続けてマグラーも出現。 最終的には退治されるも、怯えるユウキを庇ったウルトラマンはマグラーに襲われて重傷を負ってしまう。 どちらも『ウルトラマン』本編ではウルトラマンと戦う前に別の怪獣によって倒されてしまった怪獣である。 ●ザラブ星人 メフィラス星人の手下。 変身能力で事前に捕らえていたはなこに化け、けんたを本拠地へとさらってしまった。 今回の変身はかなりレベルが高く、本人がばらすまでユウキもけんたも一切気づいていない。 メビウス劇場版の時とかもこのくらいのクオリティでやっていれば… ●ケムール人 メフィラス星人の手下。 老化問題がなんとかなったのか、たくさんいる。メフィラス星から技術提供されたのだろうか? ●メフィラス星人 ザラブ星人やケムール人、多数の怪獣軍団を従える侵略者たちの大ボス。 科学特捜隊が開発している新兵器を狙い、けんたやはなこを人質にとって脅そうとしていた。 駆けつけたユウキを圧倒し、部下と共に袋叩きにするも、そこに復活したウルトラマンや科学特捜隊が到着。 最後は手下たちもろとも、ウルトラマンとウルトラマンユウキの同時攻撃で倒された。 ◇「ぼくだってウルトラマン ユウキVSセブン!?」 ●テペト、ガイロス 冒頭でセブンと戦っていた水中怪獣。 ユウキも加勢しようとしたが、結局は足を引っ張る結果になってしまい、落ち込むこととなる。 ●ダリー 通常のダリーは微小な怪獣(というかはっきり言ってバイ菌。肩書も「宇宙細菌」)だが、今作では数十メートル級の大きさのダリーの大群が登場。 セブンと共にユウキも退治するために奮闘したが、気持ちだけが焦ってしまい、セブンに怒られる事態になってしまった。 最終的には何とか全て倒されたが、「巨大なダリー」と言う明らかに本来とは異なる事態に不振がるセブン。 その嫌な予感は的中してしまい……。 ●イカルス星人 怪獣軍団を操る、今回の事件の黒幕。 老紳士に変装し、ユウキを心配するけんたとはなこにユウキをセブン以上に超巨大化させる不思議なアイテム(*1)を授けた。 そして大量の怪獣が町を襲ったことを受け、けんたとはなこはユウキの頭にアイテムを装着させ、ビルよりも巨大な体にさせることに成功。 だがその直後、突然ユウキの体が暴走し、彼の言う事を聞かないままビルを壊し、さらにはセブンにも襲い掛かる事態に。 実はあのアイテムはユウキの体を自在に操る端末であり、イカルス星人は物陰で密かにラジコンのようなコントローラで彼の体を操作していたのである。 これを使い、人々とウルトラマンの絆を断ち切ろうとしたイカルス星人だったが、そこにラビドッグに乗ったけんたやはなこが現れた。 ラビドッグの良く利く鼻が、黒幕の居場所を察知したのである。 そしてコントローラーはけんたの一撃で壊され、ユウキも体の自由を取り戻した。 それでも余裕のまま逃げ出そうとしたイカルス星人であったが、最後は怪獣軍団と共にセブンとユウキの同時攻撃の前に倒されたのであった。 他のシリーズで宇宙人達がとった作戦を踏襲しているあたり中々の事情通。 また、黒幕でもあった老紳士に化けていた個体は髭(?)が白いのが特徴。 ●パンドン、エレキング、ガンダー、ギラドラス イカルス星人が引き連れていた怪獣達。 いずれも元々はゴース星人、ピット星人、ポール星人、シャプレー星人が連れていた怪獣だが拝借したのだろうか。 ガンダーはとある場面であのカタツムリのような目玉をぐにゃりと伸ばしているのだが、これがまたものすごく不気味なのである。 真の追記・修正とは、あきらめないこと。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 前々から思うけどこれって著作権ていいですか -- 名無しさん (2015-12-21 18 06 01) ↑このシリーズなら円谷プロ公認だよ 円谷プロのスタッフの人から制限やアドバイスを受けたってインタビューで語ってるし -- 名無しさん (2015-12-21 18 40 07) 逆に何でアウトだと思ったん? -- 名無しさん (2015-12-21 19 40 12) ボーイとどっちが年上だろうか -- 名無しさん (2015-12-23 15 06 21) ↑ボーイが2000歳で24mってこと考えると、身長的にはボーイのが年上かも? -- 名無しさん (2015-12-23 15 19 42) イカルス星人の所を見ると「ウルトラ忍法帖」でバカ殿が巨大化させられた回を思い出すw -- 名無しさん (2016-10-08 10 23 15) ユウキを庇って全力を出せてなかったとはいえ、ウルトラマンに重傷負わせるマグラー地味にやばい。噛み付いた腕に牙が食い込んでる絵面は血が出てないのにすごい痛々しい。 -- 名無しさん (2018-04-06 23 40 36) イカルス星人が黒幕なのはギンガの影響かな -- 名無しさん (2022-10-11 20 22 07) 名前 コメント
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イベントCG指定 剥がれる空 青空のアップ。空が四角形に切り取られて、剥がれ落ちていく。差分で3、4枚用意してムービー的に(背景さんの領分かな) サエと下校 下校時、ユウキと一緒にいるサエ。中央はサエ。右の方にいるユウキを見上げて楽しそう。ユウキはちょっと困惑している。タカヤは左側で、頭をかきながらそれを見ている。 ワンピースのユウキ ユウキだけ。ワンピースを着ている。顔を赤くして、恥ずかしそうにスカートを抑えている。胸はないけど美人(立ち絵より女の子っぽい表情) コクピットの二人 コクピットに乗っている。どこで調達したか、ゴーグルとヘルメットをかぶっている。ユウキはやる気だが、タカヤは戦々恐々。fukuyouki_001_s2.jpgこんな飛行機。 エンディング 背景は青空。どこかは明言しない。制服姿のユウキが、タカヤをヘッドロックしてはしゃいでいる。ユウキもタカヤも楽しそう。画面は前から。男の子みたいなじゃれ方をしている二人を演出
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第二次スパロワ名簿---2S第一回放送までの参加者名簿---2S第二回放送までの参加者名簿 2S第三回放送までの参加者名簿---2S最終話までの参加者名簿 2/0 【スーパーロボット大戦IMPACT】●キョウスケ・ナンブ/●エクセレン・ブロウニング 1/0 【スーパーロボット対戦α】●ユーゼス・ゴッツォ 1/0 【スーパーロボット大戦α外伝】●マサキ・アンドー 1/0 【第2次スーパーロボット対戦α】●アイビス・ダグラス 1/0 【第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~】●孫光龍 2/0 【スーパーロボット大戦D】●グラキエース/●ジョシュア・ラドクリフ 5/1 【スーパーロボット大戦J】○紫雲統夜/●メルア・メルナ・メイア/●フェステニア・ミューズ ●カティア=グリニャール/●グ・ランドン・ゴーツ 1/0 【機動戦士Zガンダム】●カミーユ・ビダン 2/0 【機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】●アムロ・レイ/●シャア・アズナブル 1/0 【機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争】●バーナード・ワイズマン 1/0 【機動戦記ガンダム0083 STARDUST MEMORY】●ベルナルド・モンシア 1/0 【機動戦士Vガンダム】●カテジナ・ルース 2/0 【新機動戦記ガンダムW】●ヒイロ・ユイ/●リリーナ・ドーリアン 1/0 【新機動戦記ガンダムW~Endless Waltz~】●ゼクス・マーキス 3/1 【新機動戦士ガンダムX】○ガロード・ラン/●シャギア・フロスト/●オルバ・フロスト 2/0 【∀ガンダム】●ソシエ・ハイム/●ギム・ギンガナム 4/0 【機動戦士ガンダムSEED】●キラ・ヤマト/●アスラン・ザラ/●カズイ・バスカーク/●ラクス・クライン 1/0 【マジンカイザー】●兜甲児 1/0 【ゲッターロボ!】●巴武蔵 2/1 【真ゲッターロボ 地球最後の日】○流竜馬/●神隼人 1/0 【戦国魔神ゴーショーグン】●レオナルド・メディチ・ブンドル 1/0 【伝説巨神イデオン】●ユウキ・コスモ 1/0 【無敵鋼人ダイターン3】●ギャリソン時田 1/0 【機動戦艦ナデシコ】●ミスマル・ユリカ 1/0 【機動戦艦ナデシコ~the prince of darkness~】●テンカワ・アキト 1/0 【マクロス7】●熱気バサラ 2/0 【蒼き流星SPTレイズナー】●アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ/●ゴステロ 1/0 【宇宙の騎士テッカマンブレード】●相羽シンヤ 3/1 【ブレンパワード】●宇都宮比瑪/●ジョナサン・グレーン/○クインシィ・イッサー 1/0 【銀河旋風ブライガー】●木戸丈太郎 1/0 【GEAR戦士電童】●ベガ 2/0 【フルメタル・パニック!】●クルツ・ウェーバー/●ガウルン 2/0 【ラーゼフォン】●神名綾人/●九鬼正義 1/1 【THE ビッグオー】○ロジャー・スミス 54/5 優勝者【紫雲統夜】 生還者【ロジャー・スミス】 消失者【流竜馬】【ガロード・ラン】【クインシィ・イッサー】
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SF作品、特にタイムマシンが登場する物語に矛盾や疑問は付き物だが 生きたタイムマシンとも言うべき主人公、ユウキが登場するこのメイド服と機関銃にも謎な部分があり 今回はその部分を紹介させて貰おうと思う 疑問その①マサキはどうやってユウキを発明するに至ったか マサキ博士は未来にてアンドロイド・メイド型タイムマシンとしてユウキを完成させた。 率直な疑問だがマサキはどうやってユウキのあの形状を 過去で自分が遭遇した彼女自身とまったく同じ形に出来たのかと言う所である 少年時代に一度会っただけのアンドロイドを参考にしてトレースして作るのは不可能だと思うので これはあくまでも憶測だが、このゲームの正規の歴史はEXモードクリア(ユウキが現代に残る物)で その後、マサキは現代に残ったユウキと一緒に暮らし、未来でジェラルド達がやってくる時に 元から一緒に居るユウキを参考にして二人目のユウキを作れば辻褄はある程度完成すると思う もっともその場合だと過去から一緒に暮らしていたユウキはジェラルド達や新しく作られた 人工知能の時代の自分にも見つからないようにかなり念入りに隠れて暮らさなくて いけないようになると思うが…
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『絶剣 蛇の道を往く』-6 作者・ティアラロイド 96 北の界王星*** 艱難辛苦を乗り越えて長い長い蛇の道を渡り、 ようやく界王さまのところにまで辿りつけたのに、 思わぬハードルに阻まれて困り果ててしまった僕ら。 その時、ユウキがふと何か思いついたように 界王さまのところに駆け寄った。 ユウキ「ねえ界王さま!」 北の界王「なんだまだいたのか! 早く帰らんか!」 ユウキ「お願いっ! ボクらのためにもう一回だけ ご自慢のシャレを聞かせて♪」 北の界王「なんじゃと?」 ユウキ「もう一回だけでいいからさ♪ どうかこの通りっ!」 ユウキは手を合わせて必死に界王さまに懇願する。 戦士煌「ユウキちゃん…?」 北の界王「よーし、ならばホントにあと一回だけじゃぞ」 界王さまはすぅーっと深呼吸すると、 また寒いダジャレを口にした。 北の界王「箱を八個用意しなさい!」 ユウキ「…ヾ(▽⌒*)キャハハハo(__)ノ彡_☆バンバン!!」 ユウキはいきなり大笑いしだした。 その様子はどう見ても不自然そのものだったよ。 だって界王さまのシャレは全然面白くなかったんだもの。 戦士煌「どうしたのユウキちゃん?」 怪訝に思う僕に、ユウキは界王さまに聞こえないように そっと小声で僕とタツミに囁いた。 ユウキ「煌ちゃんもタツミも早く!」 戦士煌「えっ…?」 タツミ「なるほどそーゆーことか! よしっ…ヾ(T∇T)ノ彡☆ギャハハ!!バンバン!!」 今度はタツミまで納得したように笑いだした。 要は本当は面白くないけど笑っているフリをしろ ということらしい。なんか人…じゃなくて神様を 騙してるみたいで罪悪感に駆られたけど、 背に腹は代えられなかったんで僕も一生懸命に笑ったよ。 笑う事に努力が必要だったのは生まれて初めてかも…。 戦士煌「ぎゃははははは…面白いですねえ(←棒読み)」 北の界王「だろ? もう、気づくのが遅いんだからなあ!」 僕らはなんとか界王さまのご機嫌を取り戻すことに成功した。 97 さっそくユウキが用件を切り出す。 ユウキ「ねえ界王さま、修行してくれる?」 北の界王「ふっふっふっ…修行か…。してやってもいいぞ。 ただしテストに合格したらな」 タツミ「テスト? なんスかそれ…」 北の界王「このギャグの天才である界王さまを、 ダシャレで笑わせることができたらな!」 戦士煌「えーっ! 僕たちがダシャレを!?」 タツミ「やっぱりそうきたか…(汗」 無理難題だったけど、ここまで来た以上は もう後には引けなかったから、僕らは思いつく限りの ダジャレを口にしたよ。 ユウキ「焼肉って焼きにくい!」 タツミ「このフェンス、なんかふぇんす(変す)!」 戦士煌「蓋をふたつくださいな」 北の界王「ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン」 界王さまの脳裏に何か稲妻のような衝撃が駆け抜けた。 北の界王「…アハハ!!(~▽~*)/≡クルッヽ( )ノギャハハ!!≡クルッ(*_ _)/バンバン!!」 笑い転げる界王さまを見て、ユウキはガッツポーズする。 ユウキ「やった! 受けた!」 戦士煌「いいのかなあ…」 タツミ「ま、結果オーライだろ」 ようやく笑いが治まる界王さま。 北の界王「く…くそ~~。お前らただもんじゃないな! さてはプロだろ。どこのお笑い芸能プロダクションにいた?」 戦士煌「………(汗」 北の界王「いいだろう。修行してやろう。 最高のギャグを教えてやるぞ!」 タツミ「ギャグはいいから武術を教えてくれよ」 北の界王「なんだ武術か。それを先に言わんかい」 98 北の界王「まずはお前たちの本来の力を知りたい。 そこの長髪小僧はその物騒な甲冑を脱いで、そこの闇妖精族の娘も リアルの姿に戻ってもらおうか」 界王さまが指をパチンと鳴らすと不思議な力が働いて、 僕は変身状態を強制解除され、ユウキもALOのアバターの姿から 本来の現実(リアル)の姿に戻ったんだ。 煌「これは…」 木綿季「あれれ、戻っちゃった」 その時、僕はユウキの現実(リアル)での姿を初めて見た。 アバター時の長髪と違って、髪型はショートカットの女の子だった。 生前の彼女は末期の症状のせいもあり、今よりももっと痛々しいほど 肉が落ちて痩せこけた姿だったらしい…。 北の界王「よーし、どれ! かかって来てみろ。 お前たちがどれほどのウデか見てやろう」 界王さまは拳法の構えを取る。 木綿季「そ…それがさあ、おかしいんだよね」 煌「ここじゃやけに動きにくくて身体が重いんです」 北の界王「お前たちどこから来た? 地球か?」 木綿季「う、うん…」 タツミ「俺は違うけどな…たぶん」 北の界王「じゃ重いだろうな。ここは小さな星だが、 凄い重力でな。お前たちの星より10倍の重力になるかな。 だからお前たちの重力も10倍になる。ちょっとジャンプしてみろ」 界王さまに促されて、僕たちはジャンプしてみた。 だけどほんの少ししか上にあがることが出来なかった。 木綿季「やっ!!」 煌「ぐっ!! だ、だめだ!」 タツミ「ほんのちょっとしかあがらねえ!!」 北の界王「……(むむむ…! 10倍の重力であそこまで飛ぶとは。 これは孫悟空とその仲間たち以来に楽しみな奴らが来たぞい)」 99 こうして界王さまとの厳しい修行が 始まったある日のことだった。 北の界王「ではゆくぞ! この巨大煉瓦の 超スピードを見事捉えてみせろ!」 煌「はいっ!」 北の界王「そりゃあ!!」 その時、目の前の景色が急に歪んだかと思うと、 突然全てが真っ暗になったんだ…。 煌「あれっ…こ、これは……」 タツミ「おいっ、大丈夫か!」 木綿季「煌ちゃん、どうしたの!? 煌ちゃん!!」 僕は段々意識が遠のいていくのを感じたよ…。 ◇ ◇ ◇ 煌「そうして気が付いたら、僕はエターナリアの大地に立っていて、 "あの世"では頭についていた天使の環も消えていたんだ」 グレイファス「それが"黄泉がえり"か…」 ビークウッド「そしてあの鳴滝という男が、煌に接触して来たのですね」 煌「うん…」 ◇ ◇ ◇ 鳴滝「いつか君の前に悪魔が立ち塞がる」 煌「悪魔…?」 鳴滝「全てを破壊する悪魔、ディケイド! それが君の本当の敵だ…」 ◇ ◇ ◇ 煌は自分が死んでから再びこの世に復活するまでの 経緯をこれで全て語り終えた。 桃矢「…ったく。煌は人がいいから 簡単に騙されちまうんだよ」 煌「ハハハ…(汗。確かにそうかもね。 門矢さんたちには悪い事をしちゃったよ」 クレイト「違うわよ! 煌は心根が純粋なだけだもの!」 クレイトはムキになって煌を擁護する。 桃矢「い、いや…誰もそれが悪いとは一言も」 煌「ありがとうクレイト。でも桃矢くんの言う事にも 一理はあると思うよ」 クレイト「そうかもしれないけど、私は知ってるよ。 煌はただ優しいだけじゃない、強い心の持ち主だって」 煌「クレイト…」 話が進む中、エメルが焼きあがったパイを運んで来た。 エメル「おまちどおさま。パイが焼きあがったわ」 ガリエル「うひょーっ! 待ってましたぁ!」 クレイトがエメルからナイフを借りて、 皿の上のパイを均等に人数分切り分ける。 桃矢「おいクレイト、なんか俺の分だけ微妙に少なくないか?」 クレイト「そんなことないよ!」 エメル「こらこら、みんな仲良くね」 100 明るい食事風景が進む中、突然どこかからか 可愛らしい少女らしき声が聞こえてきた。 ユウキの声「……ちゃん、煌ちゃん、聞こえる?」 グレイファス「なんだこの声は!?」 煌「その声は…もしかしてユウキちゃん!?」 ガリエル「なんだって!!」 驚く一同…。 ユウキの声「よかったあ! ボクの声が聞こえるんだね!」 煌「ユウキちゃん! ユウキちゃんなんだね! 今どこにいるの!? 君も僕みたいに生き返ったの!?」 ユウキの声「ハハハ…違うよ。今ね、界王さまの背中を借りて 心の声で煌ちゃんたちに話しかけているんだよ」 北の界王の声「そこにおぬしらと一緒にいる大地聖母使のおかげで、 わしのテレパシーの受信感度も上がっておるようじゃ」 煌「界王さま!?」 エメル「クレイト、何かわかるの?」 クレイト「うん…」 エメルの問いに、クレイトは小さく頷く。 大地と精神的に語り合い、祈りによって未知なる力を行使する大地聖母使は、 遠い大宇宙をも隔てた意思の交信においても媒介の役目も果たしているようだった。 ビークウッド「このお声が界王さまですか!?」 グレイファス「私たちにも聞こえるぞ!」 桃矢「…ま、待てよ。これってつまり… 幽霊の声なのか?…((;゚Д゚)ガクガクブルブル」 テディアム「おい桃矢、なにビビッてんだよww」 桃矢「ビビッてなんかいねえ!!」 101 ユウキの声「もうっ、煌ちゃんったら急に消えちゃうんだもん。 びっくりしたよ…」 煌「ごめん…。ところで今のそっちの様子はどう?」 ユウキの声「ボクもタツミも毎日修行頑張ってるよ。実はあれからね、 タツミの仲間たちもこっちにやって来たんだよ」 北の界王の声「こっちも随分と賑やかになったわい!」 煌「そうなんだ。よかったね…」 桃矢「煌……」 煌の表情には懐かしさと同時に、ユウキやタツミを置いて 自分一人だけ生き返ってしまった後ろめたさがある事に 桃矢は気づいていた。そしてユウキや北の界王もそれを察していた。 北の界王の声「"黄泉がえり"の原因については、 現在天界や霊界でも調査を進めておる」 ユウキの声「煌ちゃん、つまらないこと考えちゃダメだよ。 煌ちゃんが生き返ったって事は、きっと煌ちゃんには まだ"この世"でやらなきゃいけないことがあるはずなんだ。 だから頑張って!」 煌「うん、ありがとうユウキちゃん!」 ユウキの励ましで、煌は少し救われた気分がした。 続いてユウキはクレイトにも語りかけてくる。 ユウキの声「あなたがクレイトさん?」 クレイト「私の事がわかるの?」 ユウキの声「わかるよ。ここからは全ての事が見渡せるからね。 だからクレイトさんが煌ちゃんと強い絆で結ばれているのも よくわかるんだ」 クレイト「………」 ユウキの声「だから煌ちゃんのこと、これからもお願い!」 クレイト「うん、わかった!」 遥か天界の界王の星にいるユウキと、エターナリアの大地にいるクレイト。 二人の少女の意思が通じあった瞬間だった。 ユウキの声「それじゃあ、名残惜しいけどそろそろ交信を切るね…」 煌「待ってユウキ! もしかしたら僕たちは今度地球に行くかもしれない。 "アスナ"さんに何か伝えたい事はない!?」 暫し沈黙の時が流れたのち、ユウキからの返事が返ってくる。 「アスナ」とは、死後の世界でユウキと出会った時に、 彼女が語っていた大切な恩人の名前だ。 ユウキの声「…ううん、別にいいよ。いきなり家に押しかけて "死後の世界からの伝言です"なんて言われてもアスナは困惑するだろうし、 煌ちゃんも変に思われたりして困るでしょ。…でも、もし向こうで アスナと会う機会があったら、その時は"ボクは楽しくやっている"って伝えて」 煌「うん、わかった。必ず伝えるよ」 ユウキの声「さよならは言わないよ」 煌「ユウキも元気で…」 こうして北の界王星との交信は途絶えた。 102 桃矢「ところで煌」 煌「なぁに桃矢くん?」 桃矢「お前、その"アスナ"さんって人が どこに住んでるのか、わかってるワケ?」 煌「…あああッ!! しまったァッ!!」 テディアム「おいおい…(汗」 "アスナ"の住所や詳しいプロフィールを聞き忘れていた事に気がつき、 慌てるように立ちあがって頭を抱える煌。 桃矢「それくらい最初から詳しく聞いとけよ」 エメル「困ったわねえ。"アスナ"って名前からして たぶん女性の方なんでしょうけど…」 ビークウッド「地球のブレイバーベースという場所に行けば、 該当者を調べてもらえるかもしれません」 グレイファス「しかしいくらなんでも"アスナ"という ファーストネームだけでは難しいのでは…」 ガリエル「実はファーストネームじゃなくて 苗字の方かもしれないぜ…」 煌「弱ったなあ…」 別れ際に「必ず伝える」と約束してしまった手前、 弱り果ててしまう煌。だがそこにクレイトがそっと 優しく煌の肩に手をかける。 クレイト「大丈夫だよ煌」 煌「クレイト?」 クレイト「思いが届けば、きっといつかは会えるよ。きっと…」 (シナリオ完結。次シナリオに続く) 103 ○タツミ→北の界王のもとで修行を開始する。(回想) ○紺野木綿季/ユウキ→北の界王の力を借りて、エターナリアの金剛煌たちにテレパシーで語りかける。 ○北の界王→エターナリアの金剛煌たちに、ユウキと一緒にテレパシーで語りかける。 ○金剛煌→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○神城桃矢→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○グレイファス→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○ビークウッド→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○ガリエル→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○テディアム→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○エメル・ウルファウス→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。 ○クレイト→ユウキと北の界王からのテレパシーを受け取る。
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「うっ、ん…?」 深い眠りに落ちていたワタルの意識が覚醒した。 「ん…ユウキ…?」 瞼を手の甲で擦りながら体を起こした。 「…?」 鼻をつく臭いに、ワタルは眉を寄せた。 「これって…?」 「ん、く…あっ!」 「…ユウキ?」 ワタルは振り向いた。 「や、ワタ…ル…見な…で…んんっ!」 「ユウ…キ… 」 ワタルは目を見張った。 一糸纏わぬ姿のユウキが、複数の男に犯されている。 全身に男達が放った欲望を浴び、両手に男達の猛った性器を握り込んでいる。 後孔は内部に放たれた白濁を垂らしながら、男の太い性器を咥え込んでいる。 「やっ、あ…」 虚ろな瞳から涙を溢れさせながら、下からの突き上げに喘ぎ声をあげる。 胸の飾りは固く尖り、ユウキのそれは立ち上がって疼き震えている。 男達に吸われたのだろう、ユウキの肌のあちこちが赤く鬱血していて、男達が放った欲望の白さが際だっている。 「……」 ワタルは絶句している。 「ほら、咥えろ」 「んっ、ぶ…!」 男は屹立した自分のそれを、ユウキの口の中に捩込んだ。 「歯を立てるんじゃねぇぞ?ほら、舌を使えよ」 「んっ、ぐ…んっ…」 「そうそう、その調子だ」 「俺達のもちゃんと扱けよ」 「ふっ、んっ!」 腕を動かし、両手に握った男達のそれを扱く。 「よっ、と」 ユウキの口内を犯している男が、ユウキの頭を掴んだ。 「へへ…」 「んんっ!?」 腰を動かし、自分のそれを容赦なくユウキの口に出し入れさせる。 「ん、んん!」 喉を突かれる苦しみに、ユウキは涙を流す。 「イく、ぜ…!」 「…っぶ!?んっく…!」 喉の奥まで突き入れ、男は果てた。 吐き出す間もなく、男の放った欲望が食道を流れていく。 「うっ、けほっ!けほ!ぐっ、う…」 男が萎えた性器を口から引き抜くと、ユウキは苦しげに咳込んだ。 「…出すぜ」 「俺、も…!」 「あっ…」 両手で扱いていた男達が達し、ユウキの顔に白濁の液体がかかった。 「ユウ…キ…」 ワタルは淫らなユウキの姿に目を奪われている。 次のページへ
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